【コラム】&(S=C)主語+動詞+過去分詞のパターン

どうもこんにちは。お久しぶりです。ちょっと結果がでない人の資格試験の勉強姿勢に関して思うことがあったので書きます。


【何者かになろうとする人をカモにする奴ら】


旅をしていると、色んな人に会うことがあります。将来はスターになりたいっていうshow biz の世界に憧れている女の子に会ったこともあります。偉大な写真家になりたいという夢を持つ友人のために飛行機で20時間以上かけて望遠レンズを届けに行ったこともあります。


誰しもが「いつかはビッグになってやる」という希望を胸に毎日を生きています。ネット社会が発達した今ではそんな僕達の「未来への期待」を代弁してくれるかのようなチープな広告が溢れていますよね。


『三ヶ月で憧れのアナウンサーになれる』とか『売れっ子漫画家になって君の才能を世界にとどけよう プロ漫画家養成講座』みたいな奴です。基本的に実績が無かったりすると途端に胡散臭い広告に早変わりしますが、中にはそういう講座に憧れの未来を見出していた若者も多く居たのでしょう。


三ヶ月で一流のアナウンサーになれるのか?そもそも素人上がりの実力の無いアナウンサーがスグに通用するわけもないでしょ。っていうのが冷静な意見かと思いますが、人間というのは不思議なもので「希望のためには平気でリスクをとる生き物」なのです。


テレビCM: 「一日20分聞き流すだけで、口から勝手に英語が飛び出してくる」!

・・・。自分が一ミリも努力せずに夢を叶えられる方法が存在するのなら是非知りたいものですが、そんな方法は残念ながら存在しません。夢を実現するための最短ルートというのは、確かに存在します。存在しますが、その中で頭を使わずに努力しなくて良い物なんて1つもありません。そんな夢物語を信じてしまうと、大切な人生の時間とお金をムダにします。(しかも簡単に叶えられる夢なんて達成した時の充実感がまるでない)


人はリ希望することのためならリスクを取る傾向にある事を、心理学の正解では「内発的達成動機」と呼びます。



この事を知っている会社の上司がもしも、アナタを別の部署に飛ばしたかったらこんなことを言うのかもしれません。


上司「ねぇねぇ、君はさぁ~前からPRの仕事をしたがっていたよね?」


あなた「はい!それでは私もついに希望の部署にいくことができるのですね?」


上司「そうだね。ただしその前に2年間の海外駐在勤務が必要になるんだけどいいかな?」


TOEICの勉強をしているあなた。本当にスコアを最短で取るために必要な事だけをやっていますか?TOEICでは英検1級で出るような単語は出ません。スコアが最優先事項ならば、必要なことだけやりましょう。


上の上司のような人が「ねえねえ、TOEICもいいけどさ将来グローバルに活躍するためにはまずは会計の勉強が必要なんだよ」とか言われてTOEICのに投下する時間が足りなくなってませんか?


もしも最短で結果が欲しいのならば「1つのことに集中」しましょう。





余談でした。本日のテーマは (S=C)主語+動詞+過去分詞のパターンです。
過去分詞が S+V+CのC(補語)の部分に用いらるパターンがあります。それを見ていきます。何度も言うように、SVCがの文型では、S=Cの関係が成立していますので、それを踏まえて文を理解していきましょう。


この例文を見て下さい。
例 Everybody appeared dissapointed
(全員が落胆しているように見えた)
ここでSVCの文型においては 主語(Everybody) = 補語(dissapointed) の関係が成立しているのでしたよね。Everybodyがdissapontedな状態になっているということです。
つまり、Everybody = dissapointed という関係が成立しているということは[Everybody was dissapointed ]という意味が含まれているということでした。
このように動詞をbe動詞に置き換えた文で考えてみると大変わかりやくすくなります。




では次はこの例文をみて下さい。
例 Those who were present at the meeting looked puzzled
(ミーティングに出席していた人は困惑しているようだった)


なぜこのような訳になっているのか分かりますでしょうか?上でもやったとおりですね。 主語は(Those who were present at th meeting)
動詞は(looked)
そして補語は(puzzled)

ここでは(Those who were present at th meeting)が(puzzled)な状態になっているという関係が成立しているのです。
だから日本語訳は 「ミーティングに出席していた人は困惑しているようだった」でも良いし、「ミーティングに出席していた人は困惑しているように見えた」でも良いわけです。



ここまでコラムを読んでこられたあなたは、だんだんと日本語訳にとらわれなくなってきているのでは無いでしょうか?
日本語訳をイチイチ気にしなくても、英文構造を理解していれば日本語訳をしなくても英文が、一体どういう事を言おうとしているのか について頭の中で日本語を仲介しなくても理解できているはずです。それが英語を英語で理解するという感覚なのです。


ではまた次回新しい分野でコラムを始めて行きたいとおもいます!ありがとうございました