5文型がわかったら、次は主語をどうやって把握していけばいいかが大事です。

さてさて、英文は
 
の構造になっていて、この『?』『?』の所が目的語(O)か、補語(C)か、修飾語句(M)のいづれかになることで成立していることを学んできました。 次のステージは、 主語(S)がに焦点を当てます。このSの部分というのには、基本的には I,he,she,you,we,they,those,these,thatみたいなのが入るんですが、実はそれだけじゃないのです。


ほかにどんな種類の主語(S)があるのかと言いますと、

1.the+形容詞


2.~ing(動名詞といわれます)


3.to+不定詞


4.名詞節


があるんですね。 (the+形容詞なんかは、みればすぐに主語(S)がだなーって判別できるんですが、上に書いた種類の主語はちょっと複雑になっています。
なぜかといいますと、the+形容詞とか、 I , you he, she 等の代名詞以外は、 主語の中に S+V+『?』+『?』の構造が存在するから、少しだけわかりにくくなっているんです。英語が嫌いになるパターンとして、この主語のがどれか見つけられなくて、英文をシステマチックにとらえることができないというのがあります。


こういう事情を知った上で、ひとつずつ解決していけば、どこからどこまでが主語(S)なのかを正確に掴んでいくことができます。

そうすれば段々とパターンが掴めてきますので英文を読むスピードもどんどん速くなってきます。


英語の特徴として、無生物主語があるということが挙げられます。この無生物主語って何かというと、 「人間じゃないものが主語になっている事」を意味します。
日本語訳をするときに、そのまま訳してしまうと不自然な訳になる事が多く見受けられます。(和訳させるのが好きな英語の先生なんかはこれを知っていて、わざと無生物主語の問題をだしてきます。)


とはいえ、これからこのページを読んでいけば主語(S)がどれか、見つけられないなんてことはなくなるので安心して読み進めて実力をつけて行ってくださいね。