Listening VS ReadingにおいてReadingの勝ち目はない

はいはい!こんにちは★

今日は【リスニングVSリーディングにおいて、リーディングの勝ち目はない】です。


もちろん、いつもの条件付きです。

その条件とは・・・「TOEICにおいては」です。

TOEICにおいては、リスニングVSリーディングにおいて、リーディングの勝ち目はない。

これはかなり本気の話なので、一緒に本気になって聞いてあげてください。


率直に、種明かしをしますと2つの理由があります。

一つは、「TOEICにおいては、リスニングの方がスコアに反映されやすいし、上げるのも容易だから」

もう一つは、「リスニングを中心にやると、リーディングにまで効果が波及するから」です。


まずは、一つ目の理由から解説してゆきます。

TOEICにおいては、リーディングに比べ、リスニングの方がスコアに反映されやすいです。

最初に、受験者層を確認してみましょう。

TOEICはETSという英語の試験全般を担う教育機関によって運営されているわけですが

なんとその総受験者の実に10人に9人は韓国人と日本人で占められています。

さらに、その9人のうち5人は日本人です。

ということは、ですよ?

TOEIC受験者の実力というのは、極端にいって

「韓国または日本の大学受験を経験した人の英語」なのです。

日本と韓国の英語事情はどうでしょう?

我が国日本と同じく、韓国も

受験で鍛えられたリーディング力は世界トップ並みに力があるが

スピーキング、ライティング、リスニングといった、実用面に関しては

全くのダメダメなのです。

つまり、TOEICの受験者層を見てみると

リーディングが得意な人大勢、リスニングが得意な人は超少数という計算になります。

TOEICにおける、スコアの算出方法は公式には非公開ですが

だいたい分かっている範囲で特に超重要なことをいうと

リスニングはできな人があまりにも多いため少しでもリスニングで

アドバンテージを取ると、大きなスコアアップに繋がる、ということです。


リーディングが得意だからといって

リーディングばかりを勉強して10のちからを15に伸ばすよりは

苦手なリスニングの力を5から10に伸ばすTOEIC勉強法の方が

スコアの伸びは大きいですよ、ということです。


この情報を聞いちゃって、リスニングを攻略しない手はないようですね(笑)


さぁ次です。

「リスニングをやると、リーディングにまで効果が波及するから」について言及していきます。

まず、覚えておいてほしいのが、リーディングとリスニングは相乗的に影響しあう

という事実。しかし、リスニングからやった方が、賢明なのです。

なぜなら、あなたはこんな経験がありませんか?

リーディングをやっている最中にわからない単語が出てきて読むスピードを緩めてしまった。

解読不能な構文が複数あらわれて、読むこと自体を放棄してしまった。

等々・・・。

そうです、リーディングはあなた自らが読むスピードを調整してしまうのです。

疲れたら、読むのをやめる。

わからなくなったら、読むのをやめる。

目がたくなったら、読むのをやめる。



それでは対するリスニングはどうでしょう?

リスニングはあなたがトイレをしている時も容赦なく流れます。

リスニングはあなたが疲れている時も容赦なく流れます。

リスニングは容赦がないのです。

あなたの方からリスニングさんにすり寄り、

流れてくるリスニングのスピードについていけるよう

耳を(脳みそを)チューニングする必要があります。

リーディングではありえない現象ですね。

だから、リスニングを中心的にやればいいのです。


僕の経験を話させていただくと

僕がTOEIC受験生だったとき、勉強総時間はおよそ1000時間くらいです。

1000時間くらいTOEICの勉強をしました。

その内訳は・・・

リスニング:900時間

リーディング:100時間

です。(びっくり!笑)


それでもリーディングのスコアは上がり続けました。

リスニングの勉強が、リーディングに波及していったからです。


上記2点から

「リーディングとリスニングどちらから勉強を始めればいいですか?」と聞かれれば

即答で、「TOEICにおいては、リスニングをやらない手はありません」といいます。



今日もご清聴ありがとうございました!