アファメーションを唱えてエフィカシーを鬼高く保つ

今日は少しテクニカルタームが混ざってくるので、まずはそのTOEICテクニカルタームの

説明からいきます。

アファメーションって何でしょう?

アファメーションとは「自己肯定の言葉」です。

エフィカシーって何でしょう?TOEICにそんなの必要?

はい、必要です。

エフィカシーとは「自己の能力に対する自己評価」です。

TOEICにおいて「私はTOEIC900を達成できる」と思っている人と

TOEICにおいて「私はTOEIC900を達成できるだろう」と思っている人と

TOEICにおいて「私にはTOEIC900は無理」と思っている人

スタート地点が皆同じなら、誰が真っ先にTOEIC900を達成するでしょう?

もちろん、自己評価の高い(エフィカシーの高い)人である

「私はTOEIC900を達成できる」と思っている人ですね。

ちなみに

海外ドラマが好きな方は、特に24シリーズがお好きな方は

このシーンを目にしたことがあるはず。

上司が、部下に向かって

何か確認をとったときに、部下はこう言い返します。

「Affirmative」(肯定します)と。

さらに、TOEFL試験でも最初に、この内容が正しいことを以下に署名ください欄に

I hereby affirm~という書き出しで英文を書き写した経験のある人もいるはず。

その名詞形「Affirmation」です。

アファメーションは自らのエフィカシーを上げる技術です。

もっと正確に言うと、ゴールの世界の臨場感を上げる技術、なのです。

漠然と、私はTOEIC900とれたらいいなあーという人よりも

「私はTOEIC900を楽勝に取得し、その900を肩書きにメルマガを発行し、メルマガ発行を

創刊してすぐにネット講座をしてくれないかとの申し込みがあった。しかも月4回の講座で

21万円。私は嬉しくなって、その21万円をまぐまぐの広告費に再投資し、

顧客を囲い込むことによって、さらなるビジネスの展開が望めて、本当に心地よい」

と言ったり(笑)する人の方が、TOEIC900が近いのは当然と言えば当然です。

きれいにゴールの世界が描ければ描けるほど

今の現状では駄目だ!という力が働き

無意識が勝手に努力をはじめ

あっという間にTOEIC900を達成してしまうという魔法の言葉。

上記のアファメーションは本当に模範となる一例となっているので、

上記のような、「TOEIC800、900をとったときにどんなことをしたいか?」という

ゴールの世界を一度書き出してみましょう。

そして毎朝毎晩それを唱えるのです。唱えれば唱えるほど

ゴールを達成していないのに、心は当然のようにTOEIC900を達成した気分になってしまいます。

それではアファメーションにはいくつかの決まりがありますので

以下を参照して書いてみて下さい。

1:一人称であること(私は~という書き出しにしましょう)

2:肯定的に書く(~はやりたくないという書き出しは駄目です)

3:現在進行形で書く(今まさに~していると書きましょう)

4:達成しているという内容にする(私は~だ、はOKで、私は~ができる、はアウト)

5:決して比較しない(他人と比べて~だは駄目)

6:一行動を表す言葉を使う(楽しく歓談している、みたいな感じ)

7:感情を表す言葉を使う(ゴールを達成したときにいかに感動するか)

8:記述の精度を高める(不要曖昧を自分なりに添削してみましょう)

9:バランスをとる(家族が不幸になっても私は~だ、はもちろんアウト)

10:リアルなものにする(ゴールを達成した自分が見えるくらいリアルな記述に)

11:秘密にする(誰にも言わないでおきましょう、夢は公言すると叶う、は嘘です)


以上の11のルールを守ってもう一度書いてみましょう。


繰り返し唱えると、本当に脳みそ君は肯定的勘違いを起こしてくれて

「どうして、あんなに綺麗なゴールの世界が見えるのに、今の私はTOEIC500程度なんだ?」

とあなたの気持ちを鼓舞してくれます。

たくさんたくさんアファメーションを唱えて

エフィカシーを高く保ちましょう。



どこまでエフィカシーを上げればいいの?


そうですねぇ~。


本当にゴールを達成したときに、大して喜べなくなるくらいまでやりましょう。

(僕はそうでした。)

だって、既に頭の中で何度もゴールを達成しちゃうのですから。

達成できない方がおかしいと思うくらいにアファメーションを唱えましょう。

これは僕のTOEIC勉強法の中でも極めて効果の高いものです。

今日もありがとうございました。