場所で勝ちにいく
9のツールで勝つに続いて、今度は「場所」で勝ちにいくことについて説明してゆきます。
場所で勝つとはどういうことでしょうか?
これまた怪しいTOEIC勉強法ですね。
唐突ですが、あなたはいつもどこで勉強していますか?
あなたはどこでTOEICの勉強をしようと考えていますか?
勉強する環境はいいですか?
勉強する場所は遠いですか?(戦略9でお伝えしましたね?)
勉強する気分になれますか?
もし上記質問において、一つでもNoが付いてしまう人は
ひとまず、以下の文章を読んでいただけると
何かの役に立つかもしれません。
どうして場所が大切なのでしょう?
それはTOEICは長期的スパンにわたって勉強を要する試験だからです。
僕は800をとるためには3ヶ月、さらに900をとるためにはもう3ヶ月と
公言しております。
800を狙う方は最低今から3ヶ月間も勉強するわけです。
Aという場所で勉強すると成果が10あがるとします。
Bという場所で勉強すると成果が11あがるとします。
これは些細なもののように思えますが
3ヶ月後にはAかBのどちらの場所で勉強したかは
大きな差となって現れてきます。
特にTOEICは2時間続けて行う試験であるため
頻繁に集中を途切れさすような要因のある場所に長居は不可能ですし
そのような場所を勉強場所に選ぶことは当然お勧めできません。
自宅で勉強する人。
これもあまりお勧めしません。
実家暮らしなら、なおさら。
「いま勉強中だから!」
そういっても、こえをかけたくなるのが親心。
「紅茶、持ってきたよ。」
「寒くない?」
「ごはんだよー!」
(もー!今勉強中って言ってるのに!)
自宅で勉強するという行為は、一人暮らしでもさけましょう。
自宅とは本来、休憩の場です。
TOEICは休憩の場でやるよりも
よーし勉強するぞ!という気合いの入る場所でやった方がいいのには代わりありません。
TOEICという試験は2時間の長丁場
かつリスニングという特殊な技術を競う試験でもありますので
とにかく場所選びは真剣にやってほしいというのが
元TOEIC受験者(現役でもあります)の本音です。
曖昧さを一切排除するのが
僕のコンセプト「再現性の高さ」の実現にも繋がりますので。
じゃあ具体的にどこで勉強すればいいのかを
僕の経験をもとにの具体例を挙げて説明します。
僕のTOEICデイズはほぼ毎日、以下のようなルーチンワークでした。
自宅→(徒歩30分)→駅→(電車移動30分)→札幌駅→(徒歩10分)→北海道大学
注目すべき点は2点。
1点目・・・移動時間が長い
2点目・・・他大学で勉強
移動時間が多いと、必然的にリスニング時間が1日の中から天引きされます。
リスニングという科目はどうやら、日本人はみな気が進まないよう。
だからこそ、予め天引きをして勉強時間を捻出するのです。
僕の場合、1日に往復通学時間(約2時間20分)がリスニングにあてられるわけです。
次、大学で勉強。しかも他大学。
他大学での利点は数え上げれば切りがありません。
特に北海道大学のような旧七帝大学は
建物がアカデミックで、生徒さんたちの偏差値も高いため
勉強意欲がひしひしと伝わってきます。
ミラーニューロンの働きも功を奏して(周りの雰囲気に同調しようという働き)
自然と体が勉強に向かうようになります。
他大学の図書館では干渉もありません。
あなたが通う大学の図書館では友達に遭遇することもしばしば。
しかし他大学ならほぼ皆無でしょう。
干渉がないというアスペクトはTOEICにおいて
とても重要な着眼点の一つです。
上記2点を満たすと場所を探すことが
TOEIC800,900をより早めることに繋がります。
絶対。
場所選びは慎重に。
他大学の図書館は本当におすすめです。
北海道の人は北海道大学の図書館がお勧めです。
今日もありがとうございました。