人/モノ/金/情報 の4資源を考えて外国語を勉強する
この世界の資源を大まかに分けるとすれば4つにわけることができます。・人・モノ・金・情報
人類はこの4つの要素を上から順番に集約化して発展してきました。
『おーい、一キロ先にマンモスの親子がいるぞ。狩りに行こう』なんて会話をしていた狩猟時代を経て、 人々が同じ場所に定住して、人が集約されて農業を始めたのが農業革命。
モノと金を集約して、工場をつくり、そこでまるで機械のように人々を使ってお金持ちになったブルジョワがたくさん登場した産業革命。
そして情報を集めて整理して、人々の考えや知識を検索することを可能にしたgoogleが世界を席巻している現代の情報革命。
そんな情報革命のまっただ中に生きている我々ですが、そこで外国語が全くできないというのは大変な損をしています。
なぜなら、確かにいまは外国からの情報が翻訳されて日本語という形で流入してきてはいますが情報というのは大変操られやすいという性質をもっているので、
その一次情報との微妙な違いを見抜けないというのは大損なんです。
例えば政治家の汚職事件に関する情報なんてその傾向が顕著です。田中角栄という日本の首相がロッキード事件で捕まりました。
この事件について詳しいことをまとめたNHKの番組は放送禁止になってしまいました。自民党から闇の圧力がかかったのです。結局日本語だけで手にする情報というのはとても偏ったものになりがちです。
もう一つ簡単な例を挙げるとすれば”グーグル八分”でしょうか。グーグルの検索ページにのっていない情報は人々から見られないからその結果注目されることもありません。
そうするとその情報は世の中に存在していないも同等になってしまいますよね。これが売れないお笑い芸人のギャグとかならどうでもいいかもしれませんが、
自分の会社が作っている商品のマーケティングに関わるとなると死活問題です。消費者に自社商品の情報を知ってもらわないと商品が売れないからです。
もうこの”グーグル八分”の重要性については、昨年のインターネット広告にかけられたお金の総額が、新聞を超えたことからも証明できるでしょう。
AKB48のメンバーの母親の不祥事がおこった時も、なぜか数日で特定のキーワードからその情報にアクセスできなくなったりなど、あきらかに何らかの圧力が働いているとしか思えない事件もありました。
とにかく何がいいたいのかというと国家というものはアメリカであれ日本であれドイツであれ例外なく自分に不利な情報をわざわざ流したりすることは無いということです。個人レベルであっても同じことです。
そんな時にはできるだけたくさんの情報を読み、そのなかかからより多くの情報を知って、精査して真実を知る。そのためには外国語ができるということはとっても有利なことなんです。