【10ヶ国語を喋る語学学習の天才に聞いたリスニング勉強法】

友人に10ヶ国語を操る男がいるのですが(日本人じゃありませんが、日本人くらい日本語上手いですw)リスニングについてどういうポイントに注意して学習すればいいのか聞いてみました。すると彼はこう答えてくれました。


1.資格試験に特化したリスニング


2.地味な努力 


だそうです。 これについてそれぞれ1つずつ解説していきます。


<1.資格試験に特化したリスニング>

→これは試験の10日前ごろから始めるTOEICリスニングの勉強です。ならば試験日が近づいたならばTOEICに特化した勉強というのが必要です。僕は「TOEIC漬け」の生活を送っていました。朝起きて耳にイヤホンをつっこみ新公式問題集のリスニング問題を聞きながらサンドイッチをたべながら、駅に歩いて向かう時間を全てリスニングに費やしていました。北大につくとTOEIC本番直前模試を、医療系の学部の友人を誘ってキッチリ本番と同じ2時間を測って何セットもやりました。


そして図書館でTOEIC模試を終えた後は、帰ってからも英語漬けです。気分転換をしたいときは、海外ドラマやオーディオブックを聞きながら英語に触れながら息抜きをしていました。


このように朝、コンビニでサンドイッチとコーヒーを買う時以外は日本語を使っていません。スマホの画面も全て英語。以前オーストラリアのシドニー大学に短期留学した時と同じような状況を再現するために、10日ほど英語しか使わない生活をしていました。そうしていると、英語の音声、文法、構文処理の速度が速くなってきます。


仕事や学校の関係でこういう英語漬けの生活が難しい人もいるかもしれませんが、それでもなるべく英語漬けの生活を意識しましょう。 (ネックストラップ型のイヤホン+iPod nanoがあれば誰もあなたに近づいてきません。) TOEIC800,900を取ることであなたの人生に少なからず大きな影響があるのですから、それくらい徹底してやりましょう。


このような生活をする意味は無意識レベルで英語に慣れて英語の処理を早くすることなので、できるだけ英語だけに囲まれた生活をしましょう。これを試験会場についてから、試験管が来て受験準備をはじめるように僕らに促してくる直前までやりました。


こんな生活し続けたら発狂するんじゃないか?と思います? そうですね。何回か発狂しかけました。。。。っていうのは冗談で、もし疲れたら気分転換に「集中しない聞き流しリスニング」に切り替えればいいのです。そうやっていればふと集中力が戻ってきます。そしてその時に意識してリスニングを行い、これを続けていればこれまで解いてきた問題の回答が頭に浮かんでくるので復習にもなるのです。 


このような習慣を続けていたおかげてリスニングは本番でも満点でした。リーディングは受験生当時は問題集以外には殆ど取り組んでいません。海外のマーケッターのメルマガを読んでいたので、新公式問題集を解いていない間にも結構な量の英文に触れていました。今思えば、それが気分転換にもなっていたし、今現在、マーケターとして世界中の優秀なプログラマーとパートナーシップを組んで回している事業にも生きています。(つづく)