基本文型とか5文型とか、聞いただけでやる気がなくなるから無視してたアナタへ

「5文型」「基本文型」 僕はこの言葉を聞くだけでおぞましい記憶がよみがえってきます。忘れもしない。あれは中学校に入学して2回目の英語の授業でした。いきなりドアをあけてチャイムがなるやいなや、キリツレイチャクセキの儀式をし終えると


学校の先生「では教科書5ページを開いて下さいー」

といってこの5文型とやらを黒板に書き始めました。カツカツカツ・・ただただチョークが黒板にぶつかる音が響いているだけ、そしてなんのアイスブレイクもなくこの5文型の解説を始めました。


圧倒的退屈・・・それから僕の英語の授業の時間=音楽鑑賞に時間になりました。

こういう風に、目的もなくただただ教科書にそってロボットのように授業を進める先生にあたった僕が不運だったのでしょうか。いや、不運とかで片付けられるような問題じゃありません。貴重な思春期の男女の時間を退屈な授業で潰す教師なんてのは万死に値するといえるでしょう。このころから僕にとっては、英語の時間=音楽鑑賞の時間なっていました。当時流行っていたmp3プレイヤーを制服の内ポケットにいれて、袖の中にイヤホンコードを忍ばせて、頬杖をついているフリをして好きな曲を聞いていたのです。


まず、最初に先生はこう言うべきでした。

「英語が理解できるようになりたければ、まずその初めの一歩として英文の構造を自分で分解して理解するクセをつけていかなければいけないです。ちなみにこの中で200万円欲しい人いますか? 逆に200万円なんてそこらへんに捨ててもいいや。っていうなら話は別です。英語が出来るひとと、できないヒトでは一年間に200万円くらいもらえるお金が違うというデータが出ています。」 


「しかもこの話には続きがあって、どのくらいから英語が出来る人とみなされるのかというと・・・自己申告なんです。つまり自分は英語ができると胸をはって言えるヒトはそうでないヒトにくらべて200万円も得をするってことなんです。嘘をつけと言っているわけじゃありません。先生は、皆さんには英語を楽しく、そしてシステマチックに勉強してもらって将来いっぱいお金をもらって自分の好きなことをする時間と自由を手に入れてもらいたいのです。そのためにはこの5文型から始めるのが一番楽なんですよ~♪」


こんな風に言ってくれれば僕は今頃もっと英語が出来るようになっていたかもしれないのに・・・


では次回は、年間賃金に200万円の差をつける「5文型」の解説をサクッとやります。