主語の見つけ方~S=名詞のパターン~

主語の見つけ方~S=名詞のパターン~

この例文を御覧ください。
A computer enables you to access things made by people all over the world.


上の例文はA computerが主語になっています。どこからどこまでが主語なのかを判別しようとするには、とっても簡単ですよね。だけど前回も言ったように、今回のA computerという主語は「人間じゃないもの」です。(無生物主語と呼ばれます)。なのでもしも日本語訳したいときには、ちょっとした工夫が居るんですよね。


直訳してみると→「コンピューターはあなたが、世界中の人々が作り出したものにアクセスすることを可能にする」


なんだかパッとしない不自然な日本語ですよね。ロボットが翻訳したみたいです。こういう風に無生物主語(人間じゃないもの)が主語に来た時は、

①S(主語)を副詞っぽく訳す②目的語(O)を日本語訳する時の主語にしちゃえばいいという先人たちが編み出してくれた優れたテクニックが存在します。


上のルールを守ると・・ 目的語(O)はyouを主語にして、、主語(S)のA computerを副詞っぽくすればいいんだから訳:「コンピュータのおかげであなたは世界中の人が創りだしたものにアクセスすることができる」


どうです?自然な日本語になりましたね。こんな感じで無生物主語は片付けてしまえば良いのです。

①S(主語)を副詞っぽく訳す②目的語(O)を日本語訳する時の主語にしちゃえばいい

のルールを忘れずにやれば大丈夫です。


どうでしょう?難しく無いですよね?こんな風に訳し方のコツをしっていれば瞬時に意味をとって英文の意味を判別することも簡単になるのです

例 The noise drove me crazy.
(騒音が私を狂わせた→騒音のせいで、私は狂ってしまった)



例 The truth gives me perspective.
(真実は私に視野を与える→真実により私の視野は広がる。)


例 Tracks in the snow proved that someone had passed by.
(雪の中の跡は、誰かが通り過ぎたことを証明していた→ 雪の中の跡をみれば、何者かが通りすぎたのが分かる。)


なぜこの訳になっているのかの意味がわかれば今日は終了です!ありがとうございました。