(S=C)主語+動詞+名詞のパターン &【英語に限らず成功への近道は構成要素を発見すること。】

今回のパターンも同様に、第二文型において 主語Sと補語Cはイコールで結ばれる関係であることを頭にいれていけば大丈夫です。




次の例文を見て下さい。
例 The founder of the bogus charities remains a mystery.
(そのいんちき慈善団体の創設者は、いまだに誰か分からない。)


※bogus(形容詞)は「偽の、いんちきな」といういみでよく登場する形容詞です。



第二文型において 主語Sと補語Cはイコールで結ばれる関係である
のでしたから、上の例文では


The founder of the bogus charities (S)


remains (V)


a myster(C)


という関係になっているのが分かりますね。「いんちき慈善団体の創設者」=「ミステリー、謎」 であるという関係を動詞 remains が結んでいるのです。.この関係さえつかむことができれば、英文読んでいる間、いちいち綺麗な日本語訳に直さなくてもそのまま英語を英語で理解していくことが出来ます。


動詞が他動詞であれば、S+V+Oの第三文型になりますが、 ここでは、S=Cになる第二文型を扱っていますので勘違いしてはいけませんよ。



ではもう一丁、例文を見てみましょうか。


例 After the long revolution, France became a republic.
(長い革命を経て、Franceは共和国になった。)


この英文は、 After the long revolution という副詞句が先に来ています。


これは英文の骨格を担うものではないので、主語と動詞を探してみると・・・


主語(S) France


動詞(V) became


補語(C) a republic


になっていることがわかりますね。つまり France = a republic の関係が動詞becameを通じて成立しているという事です。


どうですか?とっても簡単じゃないですか?


英語を理解するのも、何か自分が手を付けたことのない他の分野を理解するのもやり方は共通しています。


それは「構成要素」に分解してみることで見つかります。


たとえば英語なら、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つの分野に分解できますよね?


更にそれを、インプット→reading listening  アウトプット→ spealing, writing  の2つに分解できます。


じゃあ更に今自分が目指しているTOEIC分野でどう活かすのかを考えた時にあまりアウトプットの能力は必要とされないことがわかりますのでインプットを中心に勉強していけばよいということが分かります。


じゃあTOEICで最も早く効果がでるインプットってなんだんだろう? っていうのを真剣に考え始めるとどんどん自分が結果を出すために必要な「構成要素」というのが見つかってくるのです。


ちなみに僕は、英文法を理解しておくことが、「長い目で見て圧倒的に英語能力を伸ばすために必要な事」の構成要素の1つだと知っているのでこの記事を書いています。



ではでは、次回は S+V+形容詞句についてやっていきます。語彙がないと途端に理解できなく成る分野でもあるので単語の勉強も引き続き続けておいて下さい。
もちろんキクタンが圧倒的にオススメです!