演習問題~第5文型(S+V+O+O) のパターン
それでは、5文型に関する演習問題をこれからいくつかみていって、英文を読んでいくときに少なくともこの文型認識では躓いていくことがなくなるように鍛えていきます。でリラックスしてやっていきましょう!
例1 Don't leave the door open.これは the door(O) が open(C)) な状態になっている という関係が成立しています。つまり『ドアをあけっぱなしにしておいちゃダメだよ』という意味です。
例2 I found her eyes closedこれもher eyes(O) が closed(C)=(動詞closeの過去分詞)な状態という形になっています。
つまり『彼女の目が閉じられていた』→『彼女の目は閉じていた』訳として『彼女の目が閉じているのがわかった』 とするのがよいでしょう。
例3 Everyone considers Tezuka Osamu a great manga artist.
これも『Tezuka Osamu (O)が a great manga artist(C)である』という関係が成り立っていますので、訳としては『皆が手塚治虫を素晴らしい漫画家だと考えている』とすればよいでしょう。
このように 第五文型はO(目的語)とC(補語)が「主語+述語」 の関係、つまり(OはCである/OがCする)という関係になっているのです
ガンガン例文を挙げておきます。コレさえわかれば下の例文はいとも簡単に理解できるようになるはずです。
・They elected me a captain (彼らは私をキャプテンに選んだ)
・She named the cat Tama (彼女はそのネコをタマと名づけた)
・I believe him guilty (私は彼が有罪だと信じている)
・A lot of people supposed her innocent(大勢の人は彼女が無罪だと信じていた)
・I don't like my eggs raw (私が卵が生なのが嫌いだ→生卵は嫌い)
こんな感じで第五文型(S+V+O+C)
によく用いられる動詞があって
keep, find, leave , make appoint , render, think consider, believe, feel, suppose, cut push, like, shoutなどなどが代表的です。(別に覚えなくて大丈夫です)
よく受験英語で「使役動詞」(~させる っていう意味をもつ make, have, let , get, cause)などの動詞を覚えなさいって言われた記憶があるかもしれませんが、これは結局 第五文型でO(目的語)とC(補語)が「主語+述語」 の関係、つまり(OはCである/OがCする)という関係になっているというものを表しただけなので簡単なのです。
以上! 演習問題でした。 あとは文章をいっぱい読んでいく中で実践練習を積んでいけば大丈夫なので安心して進んでいきましょう。