日本人が英語が下手なのは、投下時間が少ないから。
日本人が英語が下手かについてはずっと議論されていることですが、これはこういう理由が有ります。
「Languge distance」(言語間の距離) という専門用語で表されるように、日本語と英語というのは、言語の構造的にかなり離れているのです。
Languge distance?
たとえば、僕の後輩はポルトガル語が喋れるのですが、スペイン語を聞いていてもなんとなくわかるそうです。
ちなみにスペイン語話者に聞いても、ポルトガル語話者が何を言っているのかが大体わかるそうです。
こういう場合は、元々構造的に似ている言語なので簡単に学習できるのです。
よく北欧の人は英語がうまいと言われますが、あれは構造的に英語に似ているからです。
だからスウェーデン人が英語を習得するのは簡単なのです。 実際に旅行に行っても本当に流暢な英語で応対してくれます。
ですが、日本人にとっては英語は言語構造的に離れているので習得するのにはちょっと難易度が、彼らに比べて高いのです。これは日本人が英語が苦手な理由の1つでしょう。
あとは日本で暮らしていると感覚的に、分かることですが日本で英語なんて使わなくても生きて行けますよね。
日本人が英語学習に年間7000億円ものお金を払っているのは、学校、受験のテストで良い点数をとるためなのです。生活をしていく上で英語を使う人なんて殆ど必要ありません。
でも仕事で英語が必要な人は増えています。
グローバル化が進行して、他国の人とビジネスをしなければいけない状況が増えてきているからです。
だから、「使える英語」を身につけたいという人が増えています。この傾向が顕著なのは、おとなりの国、韓国です。
韓国は内需も小さく、海外のマーケットをとっていかなければいかないため、とっても必死に英語を勉強しています。少なくとも英語関連のテストでは日本を上回る点数をとっています。
僕から言わせてもらえば、日本人の多くは圧倒的に英語に触れる時間が少ないです。参考書をよんでいる時間はカウントされません。
コミュニケーションの手段として英語を使う時間が圧倒的に少ないのです。このウェブページでは、僕がどのようにして、TOEICという資格試験で最短で900点をとるためにどういう戦略を立てて勉強していったのかを公開しています。
まずはTOEIC900をとって、そのあと自分が磨きたい英語の分野に圧倒的に時間を投下していきましょう。目安は一万時間です。(ノーム・チョムスキーも、一万時間の法則を述べていますね。興味があればググって見て下さい。)