ラスト一週間は解答力
ラスト一週間は解答力です。前節前々節でも述べましたが、1週間前でなくとも、解答力のみの訓練に移れるならできるだけ早く解答力のみの訓練にうつった方がいいのです。試験直前にどれだけ解答力を積めるかで、本番のスコアは全く違ってきます。それくらい試験直前の解答力養成スパートは大切なのです。
具体的な方法論についてお話してゆきましょう。試験直前期の解答力は何を指して解答力というのでしょうか?よーく聞いてくださいね。試験直前期の解答力とは
「2時間のリズムと、各パートの可能回答時間の把握。および、パート3,4の先読みリズム」
です。まずは2時間のリズムとは。これは、試験本番が2時間なので、2時間集中し続けられる力とも言いかえられます。つまり試験直前は、パート1からパート7まで、一気に200問を解き切って1セットです。それを何回繰り返せるか。それが勝負です。2時間を集中できるだけの解答力というかスタミナをつけましょう。
各パートの回答時間の把握とは、例えばパート7には何分残したいから、パート5は何分で制覇して、パート6は何分で解き終わるという計画です。僕の場合は、パート7の問題数+10分が基準です。つまりパート7には58分残せれば上等です。逆算するとパート5と6で、75マイナス58で17分です。パート5は約13分で解き終え、パート6を4分で解きます。こう思うとTOEIC試験とはかなり鬼な試験ですね(笑)パート5は40問ありますもの。それを17分で解けだなんて(笑)
最後にパート3,4の先読みリズム。これが一番大切な解答力の要。パート3,4を攻略できねば、TOEIC900は不可能です。一番の難関を、楽勝の範疇に入れてしまわないと、990点900点は取れないです。先読みのリズムは最後の最後にようやくついてくるので、ギリギリまで諦めずに先読み→解答の流れをつかみましょう。