TOEIC900の鍵は多読と音読

はい。TOEIC900のカギは発音と多読です。まずは発音から見てゆきましょう。なぜ発音が重要なのか?それは、発音がいいとリスニングを理解する力が上がるからです。簡単に説明しますと、カタカナ言葉から離れられない日本人の僕たちは、常に聞こえてきた英語を、それに対応する単語を脳みそのデータベースから探し出すという作業をします。もし、そのデータベースから一致する単語がない場合、僕たちは、「何言っているのかわからない」となるわけです。知っているのに、音が理解できないから、そのデータベースから探し出せないなんてもったいないですよね?

 それを矯正してくれるのが発音なのです。例えば、「バット」と英語が聞こえてきたとします。ネイティブなら「Bat」だな。OK。コウモリだぜ。となりますが、日本人の僕たちは、前後の文脈から判断し「えーっとBatかな?Butかな?ここでButがくるのはおかしいか、じゃあBatだな」と思考回路を巡らす訳です。発音ができないために、いちいち、上記作業を行う必要があるのです。毎回これをやっていては、大きな時間ロスなのは分かりますか?

 もう一度言います。発音が綺麗な人は、いや、発音を理解できる人は聞いただけで「Bat」と脳に入ってくるわけです。「BatかButかで悩む時間がない分早いのです。」発音の重要性を理解していただけましたか? 

 それでは、次に多読です。なぜTOEIC900を目指すには多読が必要なのでしょうか?それは、発音を矯正したあとに、リーディングをするといい音で脳に英語が響くからです。なぜいい音で英語が響くといいのですか?はい、それはリスニング力が上がるからです。

 そうです。発音と多読は2つで1つのものです。発音を矯正した後に、多読をすることで、いい音でたくさんリーディングをするからリスニング力も上がるのです。こんな素敵なTOEIC勉強法ありますか?綺麗な音が響くリーディングは心地が良いものです。だってリスニング力も同時に上がっていくのですから★