【変わらない現実】何のために外国語を学ぶのか考えてくれ2

言語を学ぶにしても「どういうレベルの人と友達になって、どういう話しをして、相手にどう評価してもらいたいのか?」という視点が欠けている人が多いということを前回の記事では書きました。


ブロークン・イングリッシュをゴリ押しして使うリョウ君の話しもしました。


今回は打って変わって、5年程アメリカに住み続けているシンジ君を例に挙げようと思います。

彼はリョウ君のような雑な英語は決して使いません。そして日本と同じくらいアメリカ社会が好きだそうで。

スタバで一緒にコーヒーを飲みながら、アメリカ、オーストラリでうけた差別自慢大会が始まったことがあったけど、彼は本当にひどい人種差別を一度も受けたことがないみたいです。


シンジ君は、美味しいステーキを食べられるステーキのお店を紹介すると連れてってくれたあの日も

お店についたら「Hi How are you doigin ?」と馴染みの店員さんに笑顔で声をかけるし、そのあと店を出てタクシーにのるときもかならず「Hi 」といってからニコリと微笑んでそこから

「I’m going to Ippudo,plese」といってとても丁寧に相手を気遣う。


はっきり言ってこういう風に対応されて気分を悪くする人はまずいないだろうし、そりゃあどこに行っても特別扱いされる可能性も高まりますよね?


先日もステーキを食べたあとに、隠れ家的なデザート専門店につれていってくれた時もお店が混んでました。シンジ君はいつもどおり

>シンジ 「Hi ,there are three of us.」といって店に入ろうとしました。


すると背の高いガタイのよい店員さんが


店員「Sorry, today we are all booked(今日は満席なんです。すみません。)」といって我々は入店を断られてしまいました。


僕らはもう今夜は混んでてダメなのかな~なんて思っていたらシンジ君がどっかにいってしまいました。


どうやら店のオーナー的なおっちゃんと話してるようです。そしたらなんと20分後に店側がの店の奥に椅子は小さめではあるけれど3人でくつろげるスペースを作ってくれてくれたではありませんか!!

シンジくんは一体どんな話術をつかったんでしょう??ズバッと聞いてみたんです。するとシンジくんは先ほどこんな事を言っていたそうです。


「well….I see that you’re having a very busy tonight.We don’t have a reservation , but would you lhave a table for three people any time soon?

 I have a great guest who came all the way from Japan.So I think it would be great if he could taste the fine dessert you make 」


訳(いやー 今夜は本当に忙しそうですね。予約はしていないんですけど3人用のテーブルとかってありますかね?

日本から大切なゲストが来ていてあなたのお店の料理を彼に食べさせて上げればどんなに素晴らしいかと思っていまして・・(ニコリ笑顔)」


こんな感じで交渉していたのです。


その結果・・・見事予約なしで入れました。僕と、友達はお互いの目を丸くしてびっくりしていまいた。シンジくんコミュ力高ぇ~って(笑)


<裏話ですがシンジ君はそのお店に以前2度しか通ったことがないみたいです。そうとう印象が良かったんでしょうね!>


彼がこういう機転の効いたオトナの英語を喋れなければ僕達は美味しいデザートを味わえなかったでしょう。