読むだけで20点上がる、TOEIC パート1のコツ3つ【Best 3 Tips EVER!】

それではパート1の解答プロセスについてお伝えしていきます。
Part1で重要な事は3つあります。

1つは、ディレクション中に、 10枚の写真すべてに目を通すということです。
あらかじめ写真に目を通すことで、どんな問題が流れてくるが予想することが可能ですし
何よりも安心することができます。

おさえるポイントは「どこで撮られている写真なのか」、「どんなものがそこに置かれているか」
人物が描写されていたら「その人物が何をしているか」という動詞に気を配ります。
人物の描写されてる問題は簡単です。なぜなら大抵の場合はThe man (or woman) is doing
という形になっているので、動詞の部分だけに注目すればいいからです。

厄介なのは、写真に人物描写されてない場合です。
その場合は何が主語になるか分からないので、英文の話し始めに最大の注意を払う必要があります。

2つ目は、消去法を用いるということです。
大抵の問題は、正解が明らかなので、分かった時点でマークすることが可能ですが
10問中1問あるいは2問くらいは、 TOEICの講師ですらわからない単語が出ることがあります。
その場合は、その選択肢を保留しておきます。

それ以降の選択肢で、明らかな正解があればそれをマークしますが
逆に言うとそれ以降の選択肢で明らかな正解がない場合は
消去法で取っておいた先ほどの選択肢をマークする様にします。

正解を見つけるという思考法も重要ですが
明らかに間違っている選択肢を見つけるというのも
同時並行的にしなければならない思考プロセスです。
選択肢はPart2を除いてたったの4つしかないので
たった1問を消去することによって正答率が25%も上がります。
2つですことできたら正答率は50% upします。

つまり、単純な英語力を持つ人は、当然スコアが高いですし
それと同時に、消去法が上手な人(戦略的思考法が出来る人)も
TOEICでハイスコアを取ることができます。

さて、最後に重要なポイントは
1つ目の重要点と重複する部分はありますが
人物が描写されていない写真には、より一層の注意を向けるということです。
人物描写の問題は比較的簡単です。なぜならば、 8割が動詞の問題だからです。
「その人が何をしているか」という動詞の部分だけを聴き取れれば正解たどり着くことができます。

しかし、人物描写でない問題は、ものが主語になるので
主語になる可能性のあるものが多い、すなわちどこに焦点を合わせればいいのかが
難しいということになります。

したがって、精神論では有りますが
人物描写でないPart1の問題に出会った場合は、
より一層の注意、集中力を高めるにしましょう。

文責:株式会社ナレッジサーブ最年少TOEIC講師 石崎力也