TOEICのpart2でいつも圧勝している人がやる、あるコツとは?~リエゾンの威力~

短い質問文が30問連続で矢継ぎ早に出題されるPart2においては
質問文の最初の疑問詞を聞き流すだけで答えられなくなる問題が大多数なので
Part2の黄金法則として「最初の疑問詞を絶対に聞き逃さない」ということが挙げられます。

逆に言うと、最初の疑問詞が聴き取れれば、 8割の問題を正解することができます。
特にwhen とwhereの違いを理解しているか問う問題が近年増えつつあります。
実際にはwhenとwhereはほとんど同じに聞こえてしまうため
リエゾンに慣れておく必要あります。

多くの人はwhereとwhenの小さな違いを聴き取ろうとしますが
大事なのはそれに続く文章とのコネクトの違いを聞き取ることにあります。
まさしくリエゾンの違いです。

確かにwhereとwhenは発音がそっくりです。
しかしWhere are you とWhen are youは全く違います。
つまり、このリエゾンに慣れておくことで、たとえ最初の疑問詞を聞き逃したとしても
後続する単語の音からヒントを得ることができるのです。

だから僕が推奨するPart2の対策としては
疑問文を丸々暗記してしまう、しかも暗記をする過程で
大量の質問文の音読をすることによって、舌に発音をなじませ
耳にリエゾンのパターンをストックしておくというのがあります。

実際にこの勉強法は僕がTOEIC 785だったとき
ひたすら訓練していたものです。

ここに言われる事は、多くのTOEIC本で言われることではありますが
パート2は最もスコアが上がりやすいパートです。

故に、テストまで時間がないという人は
Part2の疑問文を大量に音読し、自然暗記させ
その後にPart2の問題を解きまくる、というストラテジーが
最も効果的だと思われます。そしてそれが1番スコアを上げてくれます。

文責:株式会社ナレッジサーブ最年少TOEIC講師 石崎力也